AI会計ツール比較|中小企業の経理を自動化するおすすめ5選

AI活用 2026年5月7日 kotukotu編集部 約5分で読めます

「毎月の仕訳入力に丸1日かかる」「経費精算の処理が溜まっている」。中小企業の経理業務は、AI会計ツールを導入することで大幅に効率化できます。AIによる仕訳の自動推測、請求書のOCR読み取り、経費精算の自動化により、経理担当者の月間作業時間を30〜50%削減できます。

本記事では、中小企業に適したAI会計ツールを比較し、経理の自動化方法を解説します。

AI会計ツール5選の比較

ツール月額AI仕訳推測OCR経費精算特徴
freee会計2,380円〜高精度ありあり中小企業シェアNo.1。操作が簡単
マネーフォワード2,980円〜高精度ありあり機能が豊富。中規模企業にも対応
弥生会計1,408円〜ありあり別途価格が安い。サポートが手厚い
勘定奉行クラウド要問合せありありあり中〜大規模企業向け。カスタマイズ性高
PCA会計要問合せありありあり製造業に強い。部門管理が充実

freee会計

中小企業のクラウド会計シェアNo.1です。AI仕訳推測の精度が高く、銀行口座やクレジットカードの取引を自動で取り込み、仕訳候補を提示してくれます。経理の知識が少ない経営者でも使えるUIが特徴です。

向いている企業: 従業員30名以下。経理専任者がいない or 1名。

マネーフォワード

freeeと並ぶ人気のクラウド会計です。freeeよりも機能が豊富で、部門別管理や予算管理にも対応しています。

向いている企業: 従業員30〜100名。経理担当が2名以上。複数部門の管理が必要。

弥生会計オンライン

もっとも価格が安いクラウド会計です。月額1,408円から始められ、電話サポートが充実しています。

向いている企業: 個人事業主〜従業員10名程度。コストを最小限に抑えたい。

クラウド会計の導入方法で基本的な選び方を確認してください。

AIが自動化する経理業務

仕訳の自動推測

銀行口座やクレジットカードの明細をAIが自動分類し、適切な勘定科目を推測します。

AI自動化前AI自動化後
明細を1件ずつ確認して勘定科目を選択AIが推測した仕訳を確認→承認するだけ
月間500件 × 1分 = 500分(約8時間)月間500件 × 10秒 = 約1.5時間

freeeの場合、AIの仕訳推測精度は90%以上です。残りの10%を人間が修正します。

請求書のOCR処理

紙の請求書をスキャンするだけで、取引先名・金額・日付をAIが自動抽出し、仕訳に反映します。

AI-OCRツールの比較で詳しく解説しています。

経費精算の自動化

スマートフォンで領収書を撮影するだけで、AIが金額・日付・支払先を読み取り、経費申請を自動作成します。

銀行口座の自動連携

銀行口座やクレジットカードの取引データを自動で取り込み、仕訳候補を生成します。手動でのデータ入力が不要になります。

導入効果の試算

従業員20名の中小企業(経理担当1名)の場合:

業務月間作業時間(導入前)導入後削減
仕訳入力8時間2時間75%
経費精算処理4時間1時間75%
請求書処理6時間2時間67%
月次決算8時間5時間38%
合計26時間10時間62%

月間16時間の削減。時給2,500円で換算すると月4万円の効果。ツール費用2,380〜2,980円に対してROIは13〜17倍です。

AIを活用した経理業務の効率化でさらに詳しい活用法を確認してください。

選定の3つのポイント

ポイント1:既存の業務フローとの相性

freeeは「直感操作型」、マネーフォワードは「従来の会計ソフトに近い操作」です。経理担当者が従来型の会計ソフトに慣れている場合はマネーフォワード、ITに抵抗がない場合はfreeeが適しています。

ポイント2:税理士との連携

税理士が使いやすいツールを選ぶことも重要です。事前に顧問税理士に「freeeとマネーフォワード、どちらが使いやすいですか?」と確認してください。税理士によって対応ツールが異なります。

ポイント3:将来のスケーラビリティ

今は10名でも、将来30名に成長する予定がある場合は、最初からマネーフォワードや勘定奉行を選ぶ方がツール移行の手間を省けます。

よくある質問

freeeとマネーフォワード、どちらを選ぶべきですか?

従業員30名以下でシンプルに使いたいならfreee、30名以上で部門管理が必要ならマネーフォワードが基本的な選び方です。どちらも無料トライアルがあるので、実際に試して使いやすい方を選んでください。

AI会計ツールを導入すれば経理担当は不要になりますか?

不要にはなりません。AIは「定型的な入力作業」を自動化しますが、月次決算の確認、税務判断、イレギュラーな取引の処理は人間が行う必要があります。AIで定型作業を削減し、経理担当者が「判断」に集中できる環境を作るのが目的です。

既存の会計ソフトからの移行は大変ですか?

freeeもマネーフォワードも、既存の会計データ(弥生、勘定奉行等)からのインポート機能を用意しています。過去データの移行は数時間〜1日で完了するケースが多いです。ただし、期中(年度途中)での移行は避け、期首から切り替えるのが安全です。


AI会計ツールの選定や経理業務の効率化について、kotukotuでは無料相談を承っています。お気軽にご相談ください。


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