AI議事録ツール比較|中小企業の会議を効率化するおすすめ5選

AI活用 2026年4月12日 kotukotu編集部 約7分で読めます

「会議のたびに議事録を書くのに30分かかる」「議事録が属人化していて、担当者によって品質がバラバラ」。中小企業の会議運営でこうした悩みは尽きません。AI議事録ツールを使えば、会議の録音から文字起こし・要約・共有までを自動化し、議事録作成にかかる時間を80%以上削減できます。

本記事では、中小企業に適したAI議事録ツール5つを比較し、選び方のポイントを解説します。

AI議事録ツールとは何か|できることと仕組み

AI議事録ツールは、会議の音声をリアルタイムで文字に起こし、要約や要点抽出まで自動で行うサービスです。従来の議事録作成と比べて、以下の点が大きく変わります。

  • 文字起こし: 録音データから自動で文字起こし。手書きメモが不要に
  • 話者識別: 誰が何を言ったかを自動で判別
  • 要約生成: 長時間の会議内容をAIが要点にまとめる
  • アクションアイテム抽出: 「○○さんが来週までに△△を対応」といったタスクを自動抽出
  • 検索: 過去の会議を全文検索できる

中小企業にとってのメリットは、議事録担当者を決めなくてよい点です。全員が議論に集中でき、会議の生産性が上がります。

業務マニュアルの作り方でも触れましたが、「記録が残る仕組み」を作ることが業務の属人化解消の第一歩です。

中小企業向けAI議事録ツール5選の比較

比較一覧表

ツール名月額費用日本語対応話者識別要約機能録音時間上限
CLOVA Note無料〜高精度ありあり月300分(無料)
Notta月額1,200円〜高精度ありあり月1,800分
スマート書記月額10,000円〜高精度ありあり無制限
tl;dv無料〜月額2,500円対応ありあり無制限(有料)
Otter.ai月額1,700円〜限定的ありあり月6,000分

CLOVA Note(クローバノート)

LINEが提供するAI議事録ツールです。無料プランで月300分まで使えるため、中小企業が最初に試すのに適しています。日本語の文字起こし精度は高く、固有名詞も比較的正確に認識します。

向いている企業:まずは無料で試したい。月の会議が10回以下。

Notta

コストパフォーマンスに優れたツールです。月額1,200円からで、リアルタイム文字起こしと要約に対応。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsとの連携も可能で、オンライン会議の自動録音・文字起こしができます。

向いている企業:オンライン会議が多い。コストを抑えつつ本格的に使いたい。

スマート書記

日本企業向けに設計された議事録ツールです。月額10,000円〜とやや高めですが、日本語の精度と要約品質が高く、社内会議だけでなく顧客との商談記録にも使えます。

向いている企業:議事録の品質にこだわりたい。対面会議もオンライン会議も両方ある。

tl;dv

Zoom・Google Meet・Teamsに対応したオンライン会議専用ツールです。無料プランでも録画・文字起こしが使え、有料プラン(月額2,500円程度)でAI要約やCRM連携が使えます。

向いている企業:オンライン会議が中心。営業チームで商談の記録を残したい。

Otter.ai

英語の文字起こしでは世界トップクラスの精度ですが、日本語対応は限定的です。海外取引がある企業や、英語の会議が多い企業に向いています。

向いている企業:英語の会議がある。海外拠点とのやりとりが多い。

AI議事録ツールの選び方|3つの判断基準

基準1:日本語の文字起こし精度

AI議事録ツールの選定で最も重要なのが、日本語の認識精度です。業界用語や社内独自の言い回しを正しく認識できるかどうかで、議事録の品質が大きく変わります。

精度を確認するには、実際の会議を録音して試すのが確実です。多くのツールは無料トライアルがあるため、まず1週間の会議で試してから判断してください。

基準2:自社の会議形態との相性

対面会議が中心なのか、オンライン会議が中心なのかで選ぶべきツールが変わります。

  • 対面会議中心 → CLOVA Note、スマート書記(スマートフォンで録音)
  • オンライン会議中心 → Notta、tl;dv(Zoom等と自動連携)
  • 両方ある → Notta、スマート書記(どちらにも対応)

基準3:予算とユーザー数

月の会議が5回以下なら無料プランで十分です。10回以上になると有料プランが必要になります。ユーザー数が増えると費用も増えるため、まずは管理職や会議の多い部署から導入し、効果を確認してから全社展開する方法が現実的です。

業務効率化ツールの選び方も参考に、自社に合ったツールを選んでください。

導入の進め方|3ステップで始める

ステップ1:無料トライアルで比較(1週間)

CLOVA NoteとNottaの無料プランを並行して試します。実際の会議で使い、文字起こし精度・要約の品質・操作性を比較します。

ステップ2:パイロット導入(1ヶ月)

比較の結果、良かった方を1部署で本導入します。議事録の品質向上や時間削減を数字で記録します。目安として、議事録作成時間が1回あたり20分以上短縮されれば導入効果ありと判断できます。

ステップ3:全社展開(2〜3ヶ月目)

パイロットの成果を社内で共有し、全社に展開します。この段階で運用ルール(録音の開始方法、共有範囲、保存期間など)を整備します。

導入時の注意点

録音の事前了承

会議の録音は、参加者全員の事前了承が必要です。「この会議はAI議事録のために録音します」と会議冒頭で伝えるか、社内ルールとして周知しておきます。顧客との商談を録音する場合は、特に慎重な対応が求められます。

情報セキュリティ

音声データがクラウド上にアップロードされるため、機密性の高い会議(人事評価、経営戦略等)での利用は社内ポリシーに基づいて判断してください。ツールのセキュリティポリシー(データの保存場所、暗号化、データ削除ポリシー等)を事前に確認しておきます。

よくある質問

AI議事録ツールの文字起こし精度はどのくらいですか?

日本語対応のツール(CLOVA Note、Notta、スマート書記)であれば、静かな環境で90〜95%程度の精度が出ます。ただし、複数人が同時に話す場面や、方言・業界専門用語が多い場合は精度が下がります。重要な固有名詞は後から手動で修正する前提で運用してください。

議事録AIは対面会議でも使えますか?

使えます。スマートフォンやICレコーダーで録音し、その音声ファイルをアップロードして文字起こしする方法が一般的です。CLOVA Noteはスマートフォンアプリで直接録音できるため、対面会議との相性が良いです。

導入コストはどのくらいですか?

無料プランなら0円で始められます。有料プランでも月額1,200〜10,000円程度です。月5回の会議で1回あたり30分の議事録作成時間が短縮されると、月2.5時間の削減。時給2,500円で換算すると月6,250円の効果です。Nottaの月額1,200円なら投資回収は容易です。


AI議事録ツールの選定や社内への導入方法について、kotukotuでは無料相談を承っています。「どのツールが自社に合うか分からない」という段階からお気軽にご相談ください。


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