「広告でLPに集客しているが、問い合わせにつながらない」「LPを作ったが反応が悪い」。中小企業のLP(ランディングページ)改善は、大きなリニューアルをしなくても、小さな修正の積み重ねでコンバージョン率(CVR)を大幅に向上できます。中小企業のLP改善は、1つの修正で問い合わせ数が2倍になることもあります。
本記事では、中小企業がLPのコンバージョン率を上げるための実践的な改善方法を解説します。
LP改善の基本:ファネルで考える
LPのコンバージョンは以下のファネルで構成されます。
| ステップ | 指標 | 目標値 |
|---|---|---|
| LP表示 | ページビュー | — |
| 読み進める | 直帰率 | 60%以下 |
| CTAクリック | ボタンクリック率 | 3%以上 |
| フォーム送信 | コンバージョン率 | 1〜5% |
どのステップで離脱しているかを特定し、そこを重点的に改善します。
LP改善でCVRを上げる方法で詳しい改善手法を確認してください。
改善ポイント1:ファーストビューの最適化
LPの成否は「最初の3秒」で決まります。ファーストビュー(スクロールせずに見える範囲)で「何の会社か」「何が得られるか」「次に何をすればいいか」を伝える必要があります。
チェックリスト
- キャッチコピーが1行で読めるか(20字以内)
- ターゲット(誰向けか)が明確か
- ベネフィット(何が得られるか)が分かるか
- CTAボタンが見えるか
- メインビジュアルが具体的か(ストック写真ではなく自社の写真)
改善例
Before: 「私たちは中小企業の成長を支援します」(曖昧) After: 「営業の属人化を3ヶ月で解消。成約率1.5倍の仕組みを構築」(具体的)
改善ポイント2:CTAの最適化
CTA(Call to Action)ボタンの文言・デザイン・配置で、コンバージョン率が大きく変わります。
文言の改善
| Before | After | 効果 |
|---|---|---|
| 「お問い合わせ」 | 「無料相談を予約する」 | ハードルを下げる |
| 「資料請求」 | 「3分で読める事例集をダウンロード」 | 具体性を出す |
| 「申し込む」 | 「まずは無料で試してみる」 | リスクを低く見せる |
配置の改善
- ファーストビュー内に1つ目のCTA
- 各セクションの末尾にCTA
- ページ最下部にCTA
- スクロールに追従する固定CTA(スマホの場合特に有効)
改善ポイント3:信頼要素の追加
中小企業のLPで不足しがちなのが「信頼の証明」です。
- 導入実績: 「累計○○社の支援実績」
- 顧客の声: 具体的な成果を含む推薦コメント
- メディア掲載: 取り上げられたメディアのロゴ
- 認証・資格: 保有する資格や認証
- 数字の実績: 「成約率1.5倍」「月間20時間削減」
効果的な顧客の声の書き方
「とても良かったです」だけでは信頼度が低いです。以下の要素を含めてください。
- 企業名・担当者名(許可を得て実名掲載)
- 導入前の課題
- 導入後の具体的な成果(数字付き)
- 写真(顔写真があると信頼度が上がる)
改善ポイント4:フォームの最適化
フォームの項目数が多いと、離脱率が上がります。
| フォーム項目数 | 目安の完了率 |
|---|---|
| 3項目以下 | 25%以上 |
| 5項目 | 15〜20% |
| 7項目以上 | 10%以下 |
最小限のフォーム項目
- 名前(姓のみでもOK)
- メールアドレス
- 電話番号(任意)
- 相談内容(自由記述 or 選択式)
住所、会社規模、予算などは、初回の電話やメールで確認すれば十分です。
LP改善のA/Bテスト
改善は「勘」ではなく「テスト」で判断します。
A/Bテストの進め方
- 変更する要素を1つだけ決める(例:CTAボタンの文言)
- AパターンとBパターンを用意
- 同じ条件でトラフィックを分割(50:50)
- 1〜2週間データを集める
- CVRが高い方を採用
無料ツール
- Google Optimize(サービス終了)→ Google Tag Manager + GA4で簡易テスト
- VWO(無料プランあり)
Web集客の始め方も合わせて確認してください。
LP改善チェックリスト(総合)
- ファーストビューで価値提案が3秒で伝わるか
- CTAボタンが目立つ色で、具体的な文言か
- 顧客の声が実名・数字付きで掲載されているか
- フォームの項目数は5つ以下か
- スマートフォンで正しく表示されるか
- ページの読み込み速度は3秒以内か
- 競合と比較した差別化ポイントが明確か
- FAQ(よくある質問)セクションがあるか
リスティング広告の運用と合わせて、広告→LP→CVの一連の最適化を行ってください。
よくある質問
LP改善で最初にやるべきことは何ですか?
Googleアナリティクスでデータを確認してください。直帰率が高い→ファーストビューの問題。滞在時間は長いがCVが少ない→CTAの問題。フォームの途中で離脱が多い→フォームの問題。データが指し示す問題から改善してください。
LPの制作費用はどのくらいですか?
外注する場合、10〜30万円が中小企業の相場です。自社で作る場合、ペライチ(月額1,078円〜)やSTUDIO(無料〜)を使えば数万円で制作可能です。重要なのは「作って終わり」ではなく、公開後に改善を続けることです。
LP改善の効果が出るまでどのくらいかかりますか?
1つの修正で1〜2週間のデータ収集が必要です。月2回の改善サイクルを回せば、3ヶ月でCVRが1.5〜2倍になるケースが多いです。
LP改善やWeb集客の改善について、kotukotuでは無料相談を承っています。お気軽にご相談ください。
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