CASE / EC・食品
広告計測のずれを原因まで調べて直し、3年分のクリエイティブを分析した宅配弁当EC
Google広告のCV金額が0円になる原因とMetaのコンバージョンAPIの送信内容を調べて直し、3年分のMeta広告688本を型ごとに分析した宅配弁当ECの事例。
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0円で記録されていたGoogle広告のCV(50件中・2026年9月1〜14日)
43件
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Meta購入イベントのfbc・fbp送信率(2026年8月17日〜9月13日)
0%
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分析したMeta広告(2023年10月〜2026年10月)
688本
01 Challenge / 課題
課題
Google広告では購入の件数は記録されていたが、金額の大半が0円で記録されていた。MetaのコンバージョンAPIはクリックIDとブラウザIDを送っておらず、カートシステムの設定画面だけでは直せなかった。
広告アカウントの監査で挙げた課題の一つ、CV値の計測を2026年9月に調べて直した。
- Google広告で金額が0円になっていた:2026年9月1〜14日のCV50件のうち43件が0円で記録され、CV値の合計は同じ期間のGA4の購入完了ページ(全流入)の収益の約1割にとどまっていた。この状態は2026年4月から続いていた
- Metaにクリック・ブラウザの識別子が届いていなかった:コンバージョンAPIで送る購入イベントのfbc・fbpの送信率は0%。Metaの試算では、送れば報告されるCVがfbcで16%、fbpで13%増える
- カート側の設定だけでは直せなかった:コンバージョンAPIの送信内容を決めるテンプレートに、2つの識別子を読み出す変数がなかった
02 Solution / 施策
施策
GTMの公開版と購入完了ページの出力順を調べて0円の原因を特定し、Google広告のCVタグの発火条件を修正。Metaにはブラウザ側の購入計測を追加した。あわせて3年分のMeta広告688本を型と訴求で分類し、型ごとのCPAを比べた。
1. Google広告の0円の原因の特定と修正
Google広告のCVタグはページの表示時点で金額を読んでいた。購入完了ページでは購入のあとに会員登録のイベントが出力され、その直前に金額のデータが空になる。手元で同じ順序を再現すると0円になり、会員登録を伴う初回購入だけが0円になる現象と一致した。タグを購入イベントで動くように変え、9月に修正を公開した。
2. Metaにブラウザ側の購入計測を追加
GTMからブラウザ側でも購入を送り、注文番号で同じ購入を二重に数えない設定にして、9月18日に公開した。
3. Meta広告の3年分析
2023年10月〜2026年10月に配信した688本を、型と訴求で分類した。費用上位120本の型別CPAは、料理を散らした写真が10,359円、人物とトレーが11,449円、比較表が29,197円。比較表は3本と少ないため結論にはせず、次のバナーの仮説5本にまとめて制作した。
03 Results / 結果
結果
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0円で記録されていたGoogle広告のCV(50件中・2026年9月1〜14日)
43件
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Meta購入イベントのfbc・fbp送信率(2026年8月17日〜9月13日)
0%
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分析したMeta広告(2023年10月〜2026年10月)
688本
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修正
Google広告のCVタグの発火条件を変更し、Metaにブラウザ側の購入計測を追加
修正後の改善値はまだ出していない。
- Google広告:CV50件中43件が0円だった原因を特定し、CVタグの発火条件を修正
- Meta:fbc・fbpの送信率0%を確認し、ブラウザ側の購入計測を追加
- クリエイティブ:688本を型と訴求で分類し、型別CPAを算出
次は、Google広告で0円のCVが出なくなったか、Metaで重複除外が働いているかを確かめる。作ったバナーは配信後のCPAを仮説と照らし合わせる。